2025年9月7日(日)にアシックス里山スタジアム東側斜面のぶどう畑にて、初のぶどうの収穫をしました。

収穫を共にしたのは、6月から活動を続けてきたボランティア『ヴィンヤードクルー』の皆さんです。芽かきや剪定、誘引、支柱立て、草刈りなどのお世話を行いながら畑を育ててきました。また当日は、岡田武史会長、矢野将文社長も参加しました。

この取り組みの発端は、今から4年前の2021年5月社内会議で、岡田の『スタジアムの外溝部分でチャレンジしたいこと』として提案した『ぶどう畑』でした。そして、2021年6月に試験的に植樹をした結果を元に、2022年1月に256本の苗木を植えました。土の栄養不足や病気、管理の難しさなどの課題に直面しながらも、地域と共に挑戦を重ね、今回初の収穫を迎えました。

『ヴィンヤードクルー』には、多世代、多様な方が参加しており、世代を超えた交流や学びを通して、コミュニティに新たなつながりが生まれています。今回の初収穫も、みんなで収穫を分かち合う喜びの時間となりました。

これからも地域の皆さんと共に、スタジアムを育て、夢をかたちにしていきます。

第6回目の活動内容

今回は、13人のヴィンヤードクルーの皆さんが参加しました。

収穫の前日には「カラスがぶどう畑をあさっている」という連絡が入り、急遽ネットを張って防除しました。おかげで当日まで無事に実を守ることができ、初収穫を実施することができました。

実を守るためにかけていた袋を一つひとつ取り除きました。袋から大きく育ったぶどうの実が現れると、自然と笑顔が溢れました。

その後、ぶどうの房をすべてカットして収穫します。

収穫した房からしぼんでいたり、汚れている実を取り除いていきます。

収穫したぶどうは、大三島みんなのワイナリーでワインにしていただく予定です。

担当者の一言

今回もご参加いただいた皆様ありがとうございました!
当日は暑い中での作業でしたが、ようやく収穫ということで、私自身、何かいつもとは違う感情が沸いておりました。いよいよワインで乾杯というのが現実的になってきたというワクワク感と、これまでの作業を思い出しておりました。

実は昨年も少しだけですが、ぶどうの実がなりました。ものすごく少量ではあるものの収穫できるかなと期待していたのですが、その直前に全て鳥に食べられてしまいました。
そういった苦い思いもありつつ、今年はFC今治社内の体制も変わり、このぶどう畑を蘇らせようという機運も高まっておりました。せっかくであれば、社内だけでなく地域の方々とも一緒に作り上げていこう!と。
私自身、農業経験は全くなく、ヴィンヤードクルーの皆様のご協力がなければここまで来れませんでした。特に草刈りや支柱の組み立てなど単調で地道な作業もヴィンヤードクルーの皆様に積極的にお手伝いいただいたことで、収穫まで育てられたと思っております。本当に感謝しております。

今後も、収穫したぶどうの醸造や製品化のお手伝い、来年の収穫へ向けての畑整備等、ヴィンヤードクルー活動は継続していきます!

地域に開かれたヴィンヤード、地域の皆様と育てていくヴィンヤードとして、これからも皆様と共に取り組んでいけたらと思っております。

FC今治スタッフ 遠藤

今後について

今年の収穫は終えましたが、来年の収穫に向けてヴィンヤードクルーの活動は続きます。
引き続き、ヴィンヤードクルーは募集中です。

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