2025年7月6日、里山ドッグランにて、登録数1000件*突破を記念した特別イベントを開催しました。

前日のホーム戦の熱気とはガラッと変わり、この日のアシックス里山スタジアムは、まさにワンちゃん一色!休日である日曜日の朝9時にもかかわらず、予想をはるかに超えて40頭近くのワンちゃんたちが大集合!共通の「ワンちゃん好き」というつながりを持つことで、普段なかなか出会えないような、実にさまざまなオーナーさんたちが一堂に会し、イベントは大盛況となりました。

今回は、里山ドッグランで愛犬との時間を過ごしていたオーナーさんたちに、突撃取材!皆さんの生の声を通して、里山ドッグランの魅力をお届けします。

正岡さん&りくりちゃん(チワックス)・すばるくん(マルプー)

まず最初にお話を伺ったのは、正岡さんご家族です。愛らしい12歳のチワックスのりくりちゃんと、元気いっぱいにドッグランを駆け回るマルプーのすばるくんと一緒に遊びに来てくれました。

里山ドッグランを訪れるようになったきっかけを尋ねると、「すばるを飼い始めてから、有り余る元気を発散させてあげられる場所を探していたんです」と教えてくれました。この日は、FC今治の熱心なサポーターでもあるというご親戚の方も一緒に来られていて、「スタジアムは元々馴染みのある場所だったんです」と、この場所を選んだ理由を話してくれました。それ以来、定期的に足を運んでくださっているそうです。

▲正岡さんのもとには、人懐っこいワンちゃんたちが大集合!

里山ドッグランの魅力について伺うと、「静かで過ごしやすくて、自然を感じられるのが一番ですね」と正岡さん。さらに、「今シーズン設置された大型ビジョンのおかげで、ほどよく日陰ができて、さらに過ごしやすくなりました」と、意外なビジョンの効果も教えてくれました。

「FC今治の試合に来ている顔見知りの方も多くて、話も弾みます。ワンちゃん同士の交流も増えました」と、満足そうに話してくれた正岡さんとご親戚。里山ドッグランが、ワンちゃんだけでなく、飼い主さんたちの新たなコミュニティの場にもなっていることが伺えました。

里山ドッグランは、大型犬のご利用はご遠慮いただいておりますが、お散歩の場としてお楽しみいただています。

Tさん&まよくん(ヨークシャーテリア)

続いてお声をかけたのは、先ほどの正岡さんたちとも顔なじみだというTさんご家族。元々サッカーがお好きで、日常的にFC今治の試合にも足をはこんでくださっているというTさんですが、実は里山ドッグランを訪れるのはこの日が初めてだったそうです!

そんなTさんに里山ドッグランデビューの感想を伺うと、「家から近くて来やすいし、知り合いもいる馴染みのある場所。これからもぜひ利用したい」と話してくれました。「まよも、のびのび楽しんでいて、スタジアムという場所に一緒に来れるのがすごく良い」と、愛犬のまよくんも大満足の様子。

そして、「J1昇格を目指して席を増やしてほしいけど、このドッグランは残してもらわんといかんわ」と、Tさん。「早く犬用のユニフォームを作ってください!」と、FC今治への熱い想いとともに、熱烈なリクエストもいただきました!

▲初めての利用だというTさんご家族でしたが、サッカーという共通点もあってか、自然と交流が生まれていました。

Kさん&LUKEくん・NALAちゃん(ミニチュアシュナウザー)

イベントスペースでは、ワンちゃんたちの肉球スタンプアートを制作中。可愛らしいアート制作の第一号を飾ってくれたのは、ミニチュアシュナウザーのLUKEくんNALAちゃん、そして飼い主のKさんでした。

Kさんにお話を伺うと、なんと里山ドッグランが誕生する前からホームページで情報をチェックし、開園を心待ちにしてくださっていたとのこと! 「毎週週末には遊びに来ていますし、多い時には週に2〜3回通っています」と、その熱心なご利用ぶりを教えてくれました。もちろん、FC今治のサッカーの試合にも時折足を運んでくださっているそうです。いつもありがとうございます!

Kさんは、「サッカーのスタジアムやスポーツ施設って、『立ち入り禁止』の場所が多いイメージですよね。でもここは、普段から誰でも気軽に立ち寄れて、ワンちゃん連れでも来られる。本当に優しい環境で、ありがたいなと思います」と、里山ドッグランの開放的な雰囲気を高く評価してくれました。さらに、「散歩だけではなかなか繋がりを持てないけれど、ドッグランがあることで、犬つながりの友達もできました」と、新たな出会いの場となっている喜びも語ってくれました。

▲ワンちゃんと一緒にスタジアムの雰囲気を存分に味わえる立地が、魅力の一つ

そんな里山ドッグラン、そしてアシックス里山スタジアムがどんな場所になってほしいか尋ねてみると、「気軽に食事ができる場所が増えたり、子どもが遊べる遊具ができたりして、もっと色々な年代の人たちが来られる場所になるといいな」とのコメントが。この場所がみんなの賑わいの一丁目一番地として、さらに発展していくことへの期待にあふれていました。

Nさん&いずくん(コーギー)

サッカーファンが多い中で、里山ドッグランをきっかけにスタジアムへ足を運ぶようになったという方もいらっしゃいます!最後にお話を伺ったNさんは、活発に走り回ってみんなに可愛がられていた人懐っこいコーギーのいずくんと一緒に来てくれました。これまでにサッカーの試合を観戦しに来たことはないそうですが、いずくんを飼い始めた昨年から、夕方には毎日里山ドッグランを利用してくださっているとのこと。

「家も近いので、サッカー観戦の声はよく聞こえてきます。雰囲気は感じているんですけど、まだ人混みで観戦する勇気が出なくて…」とNさん。「でも、こうやって近い距離でスタジアムが見れると、やっぱりワクワクしますね」と、普段使いのドッグランからスタジアムへの興味が芽生えているようでした。

里山ドッグランの魅力について尋ねると、「アスファルトではなく土の上を、安心して走り回らせてあげられる環境はありがたいです」とNさん。さらに、「“ワン友”も増えました! 『いつもの友達いるかな?』って、外に出かけるきっかけにもなっています」と、ドッグランが新しい交流の場となっている喜びを語ってくれました。

▲初対面でも関係なし!誰にでも人懐っこく、お水までもらっちゃういずくん。ここからまた、交流が始まるのかも!

「里山サロンのテラスで、友達とワンちゃんとお茶とかしてみたいんですけど、いずくんがまだまだやんちゃで、制御ができなさそうで(笑)。もう少し大人しくなったら、サロンも利用してみたいです」と、今後の楽しみについても話してくれました。

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今回の登録1000件記念イベントを通じて、里山ドッグランが単なる犬の遊び場ではない、かけがえのない交流の場所になりつつあることを改めて実感しました。そこにはサッカーファンはもちろん、「ワンちゃんが好き」という共通の想いをきっかけに、さまざまな人々が集まっていました。そして愛犬との楽しいひとときを過ごしながら、新たな「ワン友」との出会いを喜ぶ声がそこかしこで聞かれました。自然と会話が生まれ、温かいコミュニティが育まれている様子は、私たちの想像以上でした。

まさに、人と犬、そして地域がゆるやかに繋がり、「みんなの居場所」として進化を続ける里山ドッグラン。試合がない日でも地域の人々の日常に溶け込み、心地よい賑わいを生み出しているこの場所から、これからもどんな素敵な出会いや笑顔が生まれてくるのか、今からとても楽しみです。

まだ里山ドッグランを訪れたことのない方も、ぜひ一度、愛犬と一緒に気軽に遊びに来てみませんか? きっと素敵な発見が待っていますよ!

* 1件で複数のワンちゃんをご登録いただいているケースがございます

取材 / 小林友紀(企画百貨)